Happy holidays !! |「図書館」(仮称)リ・デザイン Advent Calendar 2020

2050年12月15日
 そろそろクリスマスが近づいてきた。あんまり時間がないけど、Aちゃんに手編みのミトンをプレゼントしたいな。図書館(仮称)で借りた電子書籍には赤い毛糸が3玉とある。 音声で注文する。支払いは電子決済。次の日に毛糸が届いた。電子書籍では解らないとことがある。zoomでオンライン司書に動画検索を依頼。おすすめされた動画で確認したが親指のパーツをつける所がちょっと解りにくい。最後の毛糸の始末も質問したいな。再度オンライン司書に問い合わせるとエキスパートを紹介された。画面の向こうのエキスパートは70代ぐらいのおばあちゃま。「最後の始末はこのくらいで大丈夫よ。」なるほどこうするときれいに仕上がるのか~と納得。完成して嬉しいな。

 課題が出たので平成の建物について調べている。検索窓にテーマを入れるとオススメ媒体が上がってくる。電子書籍・動画・エキスパート・バーチャルとあるけど、どれにしようかな?まずは電子書籍『平成のすてきな間取り』で確認だ。なるほど平成3年(1991年)の住宅はこういう間取りが流行っていたのか。VRで体験できるじゃん。建物博物館のVRスイッチを押すとヴィンという音とともに僕は平成3年(1991年)に建てられた部屋の中。日本の間取りは昔狭かったと聞くけど思ったより広いかも。エアーカーテンはまだないんだ。じゃあ当時どんな暮らしをしていたのか聞いてみたいな。オンライン司書にエキスパートに繋いでもらう。画面の向こうのエキスパートは60代ぐらいの男性で建築士をされていたらしい。建築の側面と暮らしの側面で体験談を聞く。やっぱり体験者のことばってなんか力があるな。次は動画で理解を深めよう。

 エキスパートとはオンライン司書に自分の知りたい分野の専門家に繋いでもらえるサービス。オンラインでやり取りをする。エキスパートで答える側は登録制。受付可能時間帯に在席ボタンをonにしておき、連絡が入ったら質問に答える形。応対した時間によって賃金が支払われる。人気の在宅ワーク・副業になっている。人気エキスパートももちろんいて仕事はエキスパートのみに切り替える人もちらほらいるようだ。

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 オンラインだけでお調べが進むってどんな感じか妄想してみたよ。本は人間が物事を考える時に身体的親和性が高いって感じてるけど、今はwebで調べる割合が増えてるものね。あなたはどう? 調べる時、本とwebとどっちの割合が多い?教科書も全部電子書籍になる日もそう遠くない気がする。

 コロナになってからオンラインでできるものは試してみたよ。靴や服を買う時は現物を見て買うのが好きだけどオンラインで買うようにしてみたり。物事が全部オンラインで進む未来が来るかもしれないからいろいろ試してみようと思ってる。

 未来へはそのままなんとなく行きつけばいいのかな?なんとなくそのままにしていたら辿り着いたのはココだったのかより、あの時考えた事が小さいけれどココに繋がったの方がわくわくする。だから私はリ・デザイン会議に参加している。こんなにたくさんの人でひとつのテーマをこんなに継続的に考えるって初めての体験だ。図書館(仮称)がどんなふうに変わっていくのかみんなで考えてみたい。

 未来を考えるって楽しいけど難しい。過去には想像しえなかったものが今現在たくさんあることを体験してるからね。上の文はオンラインだけで考えたから違和感を感じる点もある。その違和感を大切にしたい。きっとそこに大切なことが詰まっているはずだ。あなたの違和感はなんですか? 本当に大切なことは何ですか?

リ・デザイン会議はどなたでも歓迎。
もしよかったらあなたの意見も聞かせてね。

2020年12月15日
Librarian・おいしいものハンター
今井 つかさ

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