「図書館」(仮称) リ・デザイン会議実行委員会 第018回 運営会議

  • 日程:2021/05/24 Mon 20:00~22:00
  • 会場:Zoomにて
  • 参加者:39人

記録

  • 新規参加者ご挨拶
  • 5月16日のオープン会議の振り返り(全体→個別セッション)

はじめて出た方にも感想を聞きたい。今回のPG、時間配分、セッションの設定など感想。

1.全体を通しての振り返り

  • 全体的には参加者が盛り上がってくれたのでよかった。入ったルームだけかもしれないが、現状報告、事例紹介にとどまってしまった。その先の展開に進めたらよいと思った。発展形になればよかったと反省。
  • 運営勉強になった。時間配分はスムーズだったと思う。どう残していくか課題と思う。司会はもう少し勉強する。
  • 褒められたのでよかった。全体セッションでのスライドをHPに上げている。見ていただければ。第1部、とくにやりとりをすればよかったというのが反省。アフターが面白かった。ざっくばらんに話す時間がよかった。ブレイクアウトルームという取組みが良かったと思う。
  • 裏番組(突込みチャンネル)があるといい。
  • アフタートークの時間については引継ぎ事項、中締めの時間は中で決めていたが、次回以降出してもいいかもしれない。
  • 実行委員会でルームのテーマ設定は一般受け良かったと考えていいのでは。ポーカーなどライトな内容からヘビーな内容まで。ルーム設定でアイデアなどあれば。この会を受けて。
  • 司会をする予定でしたが、問いかけたかったのは。皆さんが図書館やほかの博物館の将来像を個人個人で考えるきっかけになったか、学術的な正確性よりもまず、そういうきっかけになったかを聞きたい。
  • 動画は記録用に保存している。ブレイクアウト前半40分で切れてしまった。セッションごとでうまく乗り切ってくれました。後半はうまくいきました。ホストに張り付いていたというのはあまり気にならなくって、話を聞きながら、オープンデータの話を聞いて、どんな人がいるのかもわかってよかった。もともとよく知っている同士、内輪を感じつつも新しい人を巻き込む集団、そのパワーも、何ができるかわからないがいろんなつながりになるといいなとそういう感想。ブレイクアウトルームの資料、わかりやすかったと言ってもらった。
  • ZOOMに張り付いていて、みなさんのセッションをのぞいて、楽しそうだなと見ていた。楽しそうで、わかりやすかった、入りやすかった、没頭できるような環境が作れてイベントとしては成功だった。次にどうするか。リデザイン会議は市民会議。図書館以外の方にも拓かれていくととおのずとやらないといけないことも見えてくる。
  • イベント自体は楽しかった。内輪っぽいけど巻き込む力というのは共感するが、自分はそうなると一歩引いてしまう。イベント自体楽しかったが、この船はどこに進むんだろう、この会に入った目的がなんだったのか、を考えている。
  • はじめて、時間が始まるときなどすごく参加しやすかった。日曜日でありがたい。時間も長すぎず、短すぎず、アフタートークの時間、事前に提示していただけると、終わりの時間が見えてよかったのではないか。居場所カフェとゲームに参加。たしかに今すぐ実践に持っていく、明日からこれやろうというのはなかったが、1個でも2個でも持ち帰ってみる、そういうもの。簡単にできる図書館の改善があればいいのではないか。
  • イベントの立ち位置が、リデザインに対してぼんやりしている印象を受けた。図書館の中の人というより図書館好きの図書館嫌いというところもあり。なんとなく同じところに流れていく、図書館の文脈になってしまう。そういうのじゃないのをリデザイン会議で見つけてほしい。自戒して進む。
  • リ・デザインは続いているのかも知れないが、図書館の(仮称)が外れてしまった印象を持った。図書館の(仮称)を司書が考えるリ・デザインみたいになっている印象を、正直受けた。なぜかというと、セッションの名前に図書館、司書というのが並んでいる。先ほど一市民として、という発言があったが、皆さんは多分司書として参加している方が多く、明日使える司書の技を共有する場ではないと思っている。かといって、30年後の図書館を今のところから延長して考えるものでもない気がする。リ・デザインというのは何かがあってリ・というのであって、もしかしたらリ・デザインの意味自身を考えてもよかったのかな。何をリ・デザインするのかというのは、図書館をリ・デザインして新しい図書館でないものにする、みたいな。図書館の本質とか図書館を取り巻く何か、そういう根本的なところをリ・デザインすることによって、図書館とは呼べない何か、というのが出来上がる、ということだったと思うが。縮小してしまった気がする。
  • 何が社会にいいことなのか、それが図書館でないとだめなのか、図書館という枠ではなくて、社会の情報の流通のあり方を考える。生涯学習とか地域の学習という枠組みで捉え直す必要、図書館というところにこだわりすぎないように気を付けていくことが大事と思う。
  • 総合展の時はこの会議のゴールは30年後だった、先の遠いものは、いま進んだか後ろに進んだかどうかはわからないものです。ぐだぐだ、進んでいない感じ(につらくならないで)に堪えられる構造、設計が必要なのかなとおもっている。
  • いろんな、フラグメンツがあって、それぞれの人が全部は見られていない。LRG書いてみてまとまった部分がある。この先を考えたい。将来像をつくりたいという目的で(リ・デザイン会議に)関わっている。自分で文章にしてみるとよかった。澤谷さんもアドベントカレンダーなど含めて考えて書いてみるとよいのでは。考え続けることが重要。色々な人が関わるからいろんなゴールがある。学識経験者だけが集まって作るのではなく、その悩みが実は大切で、この悩みを悩む時には前に(初心に)戻るといい。
  • 去年一年(仕事でやったこと)をまとめる機会があって、余計にそう思うようになった。イベントを色々やるのは楽しいが、考えていくことが大切。グループで考えていけるといいかなと思う。
  • 先日参加できなかったが、noteに自分の考えをまとめて書いている。地域で活躍している人がいっぱいいるので、本とつなげることができたらいいと思っている。
  • イベントには参加できなかった。日ごろ教育に関わる仕事をしている人と関わる機会があるが、広い教養を学ぶ場が必要とされている。そういう方、あるいはふだんは図書館に行かないが、機会として、そういう場を必要としている。そういう方の声を聴く機会があればよいと思う。

2.個別ルーム振り返り

図書館論千本ノックの感想

  • (チャット)ルーム1(千本ノック)に参加しましたが、多様な書籍を耳学問できて良かった。
  • リデザインアクション100みたいなのはありかもしれない。
  • 1000本ノックは1000本じゃなかった、近いところから話してしまったので、遠いところまで行きつかなかったのでは。デジタルアーカイブも本や図書館の文脈から離れられていなかった。1000本アイディアをやるなら1000やったほうがいい。
  • 1000本ノックが1000本じゃなかったのは反省、全体を俯瞰するようにすべきだった。ただ、読もうというのは図書館人図書館本読んでないよねという意図もあった。

くれは:読んでいきましょう、書いていきましょうというきっかけづくりになる、コンスタントに書評が紹介できる機会になれば。

『図書館』をひらく感想

岡本さんのセッションに参加。気になったのは図書館の評価をされていて、図書館をどう定義するのか、今までと同じ図書館を想定しているように感じた。今後どういうものがあるといいのかを考えたい。新しい話があったので、勉強になった。

個人的には公共図書館は全部委託される可能性が高いのではと思っているが、上の人を説得するのは必要だが、図書館だけでは難しく、そこをどうしていくべきか。

ブックポーカーの感想

  • 当初6名募集が5名で締め切り。募集の段階でルールを細かく出していなかったので、よくわからないけど面白そうだったから、と参加した方が多かった。まちライブラリー、一般の会社員など図書館じゃない人が参加していた。リデザインは敷居が高かったが、ブックポーカーなら、と参加してくれた人が。またできたら、と話が出た。
  • 入りやすかった、というのは市民会議的には大事

図書館でレクリエーションの感想

  • 高倉さんから図書館でゲーム、の話をしてもらった。図書館法にレクリエーションが書かれていて、神奈川県立図書館は音楽堂が組織の中にある。そういうことが今はなくなってしまっている。今でもやっているところもあるという話も出た。主体的なレクリエーション活動というところでゲームの話がでた。
  • 本当はもっと高倉さんの話を深堀して、発展的なことまで話せたらよかった。主体的な活動をするところに焦点をあてられたのはよかった。
  • 会の趣旨としては今後どうやっていくのかという方向に話をもっていけたらよかったのでは。質疑で、実践についての話になりがちだったので、この先のことを考えてから質疑の方がよかった。

『デジタルアーカイブとは何か』読書会の感想

  • 図書館ということばにとらわれたつもりはない。デジタル・アーカイブというテキストを基にして、アーカイブという概念の方に文脈をもっていこうとしていた。ただ、アーカイブという言葉を使うにしろ、デジタルアーカイブという言葉を使うにしろ、定義・概念がふわっとしたままで今使われている。さらに長尾真さんのおっしゃた電子図書館という言葉も、概念と定義がふわっとしたまま流通していることに危機感を持っている。
  • 参加者の中に内容にかかわる人がいたので、その人に話を振らなかったのはもったいなかった。収集と提供を分けて考えたほうがいいというコメントをもらったのが新鮮だった。

司書になりたい人の感想

  • 司書になりたい担当。まとめに入るときに終わってしまった。時間配分ミス。やってみて難しかった。前半時間配分で後半ぐだぐだになって、反省すべき点。知った人と今までやっていることが多かった。今回、ここでつながった。下準備大事と感じた。メールでのやりとりは闊達だったが、話す場になったら寡黙になるパターンも。他の企画もどれも面白かった。GIGAスクールなども面白そうだった。例えばGIGAスクールは保護者も聞きたい。何が起こっているか、オープンなイベントにすると先生と公務員はなかなか出てくれない。学校司書さんならそこは立入やすい。虐待を受けた、不登校の方などの居場所確保、そういうノウハウをうまく、外側のイベント、あまりしすぎるとブローカーみたいになってしまうが、そういうものをやっていければと勉強になった。
  • 資格を取りたいと思った。
  • ぐだぐだを反省されていたが、それがよかった。図書館員とそれ以外の人のギャップが出ていたのがよかった。
  • 図書館業界の人は、電気工事の世界に似ていると思った。国家資格があって、その後は個々人の職人さんについて、職能を身につけていく。働いているキャリアでできることできないことが決まっていく。
  • リデザインをあまり考えないで企画を立てた。楽しそうな雰囲気が出ればいいなと思った。楽しそうだと人が引っ張られてきて、そういう人のアイディアは面白い。最後にこれからのことを話したかったが、時間配分をミスってしまった。

図書館員にとってのオープンデータを考えるの感想

  • あちこちでやっているので、リデザインでやるとどうなるのか知りたかった。使い方もあるともっといいかなと思った。
  • とっかかりがわからないので、データを落としてくるところ、仕組みでつまずいている。これから勉強したい。
  • 図書館とオープンデータはつながりがある。一般的には税金で使ったデータをオープンにするのがオープンデータ。図書館は市民のやりたいことにオープンデータで協力するということもできると思っている。方向性は逆。地域のことを集めて公開することを図書館でやってほしい。時間があればもっとディスカッションしかたった。回数を増やして継続的に開催できれば。

学校図書館で元気になるの感想

  • 居場所作りから学校図書館を考える。GIGAスクールなどで脚光を浴びると隠れられなくなるのでそういうのを残すことも考える。ぴっかりカフェの話を聞いた。単に吸収する場所ではなくて、発表する場としての図書館という面も。
  • 研究や学問の場としてのイメージの強い学校図書館に勤務。ぴっかり図書館の事例は面白いが、学校図書館のなかでも特殊で、もう少し幅広い図書館の取り組みを取り上げてもらえると、色んな形を考えられた。勤務している学校では、先生から居場所のニーズは聞かない。アフタートークで福島先生に研究メインの学校図書館を評価されたので、色々な見方があるのだなと思った。

GIGAスクール 図書館員×学校教員でアイディアソンの感想

  • テーマがはっきりしていて、面白いことをしようというポジティブな会だった。三浦先生の場のつくり方、ファシリテーションが上手で勉強になった。ブレークアウトルームでジャムボードにアイディア出しをした。現場にいると制約があるが、面白いことをとにかく出し合うのはすごく元気が出た。
  • 最初になぜこのテーマか、教員と図書館員でやるか、という前提の話をできたので、よかった。GIGAスクールは色々と変わるきっかけになると思うので、取り上げられてよかった。
  • リハもやったが、みなさん助けて型ファシリテーターで行こうと、具体的にイベントなどのアイディアが出せてよかった。個別最適化された学習のきっかけなど、機械だけでなく人が介在していくところに図書館員や教員が介在していくことが考えられた。
  • ブレイクアウトルームで迷子になっていたが、ガイドをしてもらえたのはよかった。
  • 市民の方が図書館をどう思っているのか聞きたい。新しく図書館で働くようになった職員にも図書館をどう考えているのかを聞いてみたいとも思った。
  • GIGAスクールに参加。PCは配られているが、先生たちがどう使っているか知りたかった。タイムリーな企画。公務員として、図書館に来られない子どものことが気になっている。その子たちにも同じように来られなくてもできる図書館サービスはないか、タブレットを使ってできることを考えていた。できればそれを全国の仲間と一歩進めるアクションにできたらと思った。

次回会議予定

6月末または7月頭の間で調整さんを立てて決める。