「図書館」(仮称)リ・デザイン会議実行委員会 第020回 運営会議

  • 日程:2021年9月20日(水) 20:00~
  • 会場:Zoomにて
  • 参加者:29人

今年の図書館総合展出展について


・5月もやって続けているところを打ち出したい。リ・デザイン会議の場を確認したい。
イベント短い時間でもよいので、見せていければ。私の認識では、この会議では中小レポートのようなビジョンをつくることを目指している。中小レポートはこうしていきましょうと具体的に書いてあった。図書館の人たちが今後目指す方向を確認できるようなものを。今度の総合展は第一歩の認識。

・この会議の意義、2つあると考える。この先を考えることと。いまある辛いことなどの気持ちの置き場。50年後のビジョン、はっきりいってピンとこない。気持ちの置き場=分科会のように存在してもよいと思う。どっちも興味がある。皆さんが抱えている、もやもや・つらいことにも興味がある。

・未来のビジョンに興味があって参加した。どちらもあってよいと思うが、考えるのは未来のことでは。ごちゃ混ぜになって、行く先がわからなくなってることがあるように感じる。私は2つに分けるのは目的で無く手段だと思っている。2つの方向がいずれつながるようなテーマ設定をして話し合って、まとめて行けばいいんじゃないかと考えています。

・中の人としては、日頃のもやもや=堂々巡りは、断ち切る方がよい未来志向であるべき。
ただ、分科会のようなものがあってもよいと思う。学校図書館のような1人職場の方にとっては、もやもやを共有する場も必要かと考える。

・未来の方を優先した方がスピード感はある。世の中にはルサンチマンをばねにしてものすごく進む人もいるから一概に言えない。それはそれで面白かったりもするけど、図書館というものには馴染まないのかもしれない。

・未来の話を主にしていきたい。もやもやしたものはそこに関わってくるもの。前回の夏休みの宿題をやるにあたって、岡本さんがバックキャスティングについて話されていましたが、未来から考えてもよいのでは?この場がリ・デザインであることを考えると、まずは未来の話でよいのでは?もやもやについては私も堂々巡りになってしまう。
例えば、何かをやりたいという未来の話をするときに、でも予算がないという現在の話は一緒に語られることがある。ここまででた二つの話は全く違うものではないと思うけれど、それならば未来の話からしていきたい。

・リ・デザイン会議に期待したことは、裏テーマだったかもしれないが、日図協をぶっとばせ、ぐらいの勢いがあったように思った。場が必要。図書館でいまこんなことをやっているというようなサロン的なものなんだと思う。何かをみんなが一丸となってやるという団体ではなくて、個人ではできないアピールの場をもつ、総合展で枠をとる意味はそこにあると思う。その中でサロンとして、いろいろな話題があっていい。そこからさらに深堀していくチームが、部活動みたいなものが、サロンのときに皆さんに発表される、そんな形でよいと思う。

・いろいろな考え方がある。途中から入った方と最初からいた方でも異なる。停滞しているのが見えていて、それに首を突っ込んでいるのがしんどくなってきている。前に進む努力をしたいと考えている。そう感じている方が何人かいると思っている。私が言っているようなことがリ・デザイン会議の場でやることではないということであれば、分科会みたいなのを立ち上げてもいいかもしれない。皆さんが吐き出す場が必要なのはわかるが、せっかくつくったもの、素材があるので、それでもって前に進みたいと考えているのが私の想い。

・前に進まないことがもどかしくて会議を休んでいるという方もいると思う。前に進むという方向性を打ち出したうえで、日々のもやもやを言語化したいということであれば、いろいろグループを作ってあるのでそこで議論する、テキスト化するならそうしてみる。本体とは別働で考えたらよいのではないか。

・メンバーの方がいろんな場所で発表、活動されて昇華?されていることもあると思うが、リデザインとして何をやりたいか、を少しでも前進できたらとは思う。

・ここの場以外でもやもやを共有する場を持っていない人はここでいいと思う。ただ、初めのイメージ「未来を語る」を共有したうえで、会議の時間は限られるので、その場で何を話すかは確認したうえで設定したい。もやもや、雑談は懇親会など、それを行う場を別途設定するのがよいと思う。

・もやもやを持っている人を切り捨てるつもりはない。せっかくなので何かしら一歩踏み出すことをしたい。みなさんの宿題(サービス計画)などを素材にビジョンを作る前段階、もやもや=作り上げていく過程もワークショップで見せていけたら面白い。

・「ねばならない」という空気を纏っている気がする。「未来」が大きすぎると、皆途方に暮れてしまう。未来は日常の中にある。いまNPOをしているが、その中ではそれを大事にしている。
みなさんの日常の中からビジョンをひろう作業をしていければ。楽しい作業として(ねばならない、緊張感ではなく)であればいいが、そうでないとなると、それは皆さんが本当に望んでいることなんだろうか、と。いきなり30年後を考えると、できなくて皆へこむ。みんなが自然体で考えられるような場になれば。

・未来に向けて進みたいという思いはある。自分が何にもやもやしているか気が付いた。
テーマが大きいのかなと。

・30年のサービス計画、今日出した。結局書けませんと。今のところから近いところを書いた。この一年で皆さん、リ・デザインをしているのではと。それを少しずつ集めてみたら、大きなところから小さいところへ話がいくのではないか。

・50年後も考える、10年後も考える、両側面があってよいと思う。その方が考えやすいのであれば、それでもいいと思う。固執するのをやめようとすると、もう少しディスカッションがしやすくなるのでは。現在=日常もやもや会は別途つくるべきという点には賛成。

・世の中的には、全体会と「部会活動」というのは、一般的な考え方だと思います。例えば、みなさんもお付き合いの方があると思いますが、商工会議所とか青年会議所、ロータリー、ライオンズとかを見ればわかりやすいかも。また、会社でもそうですが、総務と営業部と製造部ととかがあるみたいな感じ。それは、行政でも同じよね。皆さん、賢すぎて「会議」とか「分科会」とかという言葉に引っ張られすぎな気がする。それを考えれば「集まること」と「個々に発揮する」ことのリレーションの形を見いだせると思います。もともと「リ・デザイン会議」ということなので、その言葉に引っ張られてしまっているのかも。運営のことを考えたい人、お金のことを考えたい人、もやもやを語りたい人、それぞれのチームがあって、総体として「リ・デザイン会議」と言えればいいのではないかと思う。

・学校図書館の仕事をしていてお声かけいただき参加した。どういう様子なのかわからないままやってきて、皆さんが熱く交流されてて、どうしようかと思ってる。図書館の再設計、リ・デザインについては、学校図書館でも全国各地で行われている。本のある場所、という現状からなかなか変わらないでいるが、変えていかなければならないと考えている。たくさんの人たちと交流しながらどうしていけばよいか考えていければと思う。未来の図書館の姿、50年後。中央集権型なのか分散型なのか、まだまだイメージできないが、あと、会議の進め方もよくわからないこともあるが、いろんなもやもやや現状への不満、アイデア、ワクワクなど、共感されている中でのことであればいいのだが、共感ベースの部分がまだ出来上がっていないということなら、分かれて議論を進めてもいいのではと感じた。

・今日の話の中では30年後ではなくもう少し近い未来を、という話もあったが。私たちだけではなく、色んな人を巻き込みながら進めていった方がいいと思う。自分たちのもやもやを出す会はやめたい。フォーラムとしてやるならきちんと見てもらう人にも参加してもらえるようにしたい。

決定したこと

・図書館総合展は、やりたい方で出展すること
・2050年を2030年に。題名は
「2030年へ。対話を続けていく」

次回会議日 9月30日(木)20時~