[対話の会 #1 : 男木島の話を聞いてみよう]告知・アーカイブ

「図書館」(仮称)リ・デザイン会議では、今後もリ・デザインについて考えていくために「対話の会」を始めることにしました。
今回はその第1回目です。どなたでも参加いただけますので、興味のある方はお気軽に参加申し込みください。

対話の会 #1 : 男木島の話を聞いてみよう

【副題】リ・デザインを考えるための対話の会
【概要】日時:2022年11月3日 20時から21時30分まで(90分)
【話者】福井大和(NPO法人男木島生活研究所 理事長)・額賀順子(男木島図書館 館長)
【時間の内訳】40分トーク、40分ディスカッション(質疑応答)、10分次回について
(先に予習のテキストに目を通していただいておいて、ディスカッションの時間を有効に使う試みをします。)

今回の糸口

「図書館と地域との考え方ギャップ」「地域コミュニティと図書館の役割」という視点

香川県高松市人口約150人の瀬戸内に浮かぶ小さな島、男木島。2010年より瀬戸内国際芸術祭(3年に一度のトリエンナーレ)の舞台となっているこの島は、2014年に小中学校が再開校しました。現在は移住者が島の人口の約3割、高齢者が約6割という分布になっています。
この小さな島では小さいからこそ、教育、福祉、また様々な課題が絡みあっています。男木島でのここ10年の変化、そこに男木島図書館がある理由、そして現状の課題や取り組みをお話しして、「図書館」(仮称)リ・デザイン提言 第0版 のウィッシュリストにある「場をめぐるウィッシュ」を考える糸口とします。

話者プロフィール

福井大和

男木島出身。男木中学校を卒業後1人暮らしをしながら高校に通学のち大阪芸術大学芸術学部工芸学科染織コース中退。28歳の時にグラフィックデザインやWEB制作を中心として有限会社メガネイドを起業。瀬戸内国際芸術祭2013開催時に男木島のコミュニティのWEBサイトを制作する機会があり休校していた学校で展示を行なっていた昭和40年会との交流を通じUターンを決意。高松市との協議を続け2014年の男木小中学校再開校に尽力。続き2016年には保育所の再開園。2015年第29回人間力大賞受賞 衆議院議長奨励賞 全国知事会奨励賞など。現在は男木島での暮らしをアップデートするための取り組みを中心に活動中。趣味は料理と麻雀と80年代ロボットものプラモデル作りと手工芸から家までのDIYにアクアリウム。最近は趣味の時間がとれない事が悩み。特定非営利活動法人男木島生活研究所理事長、有限会社ケノヒ代表。

額賀順子

特定非営利活動法人男木島図書館理事長。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒。福島県生まれ。フリーランスのウェブデザイナー。オープンソースの WordPress に関わり、WordCamp Kansai 2014 実行委員長、WordCamp Ogijima 2020 実行委員長などコミュニティを中心に活動。現在はWordPressのグローバルコミュニティチームにてDeputyを務める。写真家としても活動。イギリスエディンバラにて個展など。現在は男木島の10年を撮ることをライフワークとしている。著書に「WordPressのやさしい教科書」。雑誌「せとうちスタイル」「みんなの図書館」にて男木島の生活や文化について連載中。

予習テキスト

先に予習のテキストに目を通しておいてください。

1.季刊『しま』|262号

NPO法人男木島図書館/教育と交流の拠点となる図書館を運営(香川県男木島)

2.READYFOR 男木島を未来へ繋ぐ

男木島を未来へ繋ぐ|古い郵便局舎を生かし、人や文化が往き交う宿へ

3.ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)|第35号

司書名鑑vol.30 額賀順子

予習の資料3「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)|第35号の司書名鑑vol.30 額賀順子」はアカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)様のご厚意で提供いただいています。第35号は「図書館」(仮称)をリ・デザイン会議の特集号でもあります。興味を持たれた方はぜひ掲載号をご購入ください。(https://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/b/2119206/
また、司書名鑑は2022年11月25日より書籍として販売中です。(https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787200815/

報告

当日はスプレッドシートに記入しながら対話を進めていました。