2020年の「図書館」(仮称)リ・デザイン会議が1冊に

2020年、日常に大きな変化を与えた新型コロナウイルス。そのコロナ禍で「図書館」(仮称)リ・デザインに会議ではどんなことが考えられ、行動を起こしたのか。 リ・デザイン会議の最初の一年を特集としてまとめた1冊が5月24日に発売されます。

  • 雑誌名:ライブラリー・リソース・ガイド(LRG) 第35号
  • 特集:「図書館」(仮称)を再設計(リ・デザイン)する
  • 発売日:2021年5月24日
  • 出版社:アカデミック・リソース・ガイド

第一部では、責任編集である日向が2020年の図書館を振り返りました。第二部では、2020年11月3日(火・祝)に開催された第1回会議の報告を中心に、会議の後も継続している取り組みをまとめています。

コロナ禍と図書館を考えるうえでも、これからの「図書館」(仮称)を再設計(リ・デザイン)するうえでもぜひ読んでいただきたい一冊です。

(目次抜粋)

◆特集:「図書館」(仮称)を再設計(リ・デザイン)する
 責任編集 三浦なつみ(墨田区立緑図書館/日本図書館協会認定司書)、日向良和(都留文科大学准教授)
◇特集にあたって
 三浦なつみ
◇第1章 コロナ禍と「図書館」
 リ・スタートした「図書館」
 日向良和
◇第2章 2020年、第1回リ・デザイン会議
 2020年から2050年へ。図書館(仮称)をリ・デザインする!
〈セッション1〉過去から未来をつなぐ「図書館」(仮称)年表
 年表セッションと年表班活動
 子安伸枝(千葉県文書館、日本図書館協会認定司書)
〈セッション2〉リ・デザインのためのワークショップ
 「図書館」(仮称)リ・デザイン会議ワークショップからみえてきたもの
 額賀順子(特定非営利活動法人男木島図書館理事長、Webデザインnuuno 代表)
〈セッション3〉「図書館」(仮称)のためのファクトフルネストーク
 データの本棚をつくろう!~データ班活動伝~
 呉服淳二郎(奈良市立図書館)
〈ラウンドテーブル〉2050年の「図書館」(仮称)を考える
 ローカルとグローバルからみる「図書館」(仮称)
 相宗大督(大阪市立図書館、日本図書館協会認定司書、まちライブラリー@ぐうたら文庫主宰)
 酒井紀子(高知県四万十町文化的施設と育つ会主宰、子育ちサークルさんまの会主宰)
 市東礼位子(東京都立大学図書館司書)
 安田美穂子(鳥取県南部町立会見小学校、学校司書)
 進行:福島幸宏(慶應義塾大学文学部准教授)
 日向良和、三浦なつみ
◇第3章 2050年へ。対話を続けていく
 「図書館」(仮称)リ・デザイン会議Advent Calendar 2020
 今井つかさ(厚木市立中央図書館)
◇図書館を変化させていくのはあなた
 日向良和